浴衣姿の君がとても眩しくて
川辺の明かり道を 少し遅れて歩いた
昔旅人に恋をした乙女がこの川に
思いを綴った手紙を流したという
そんな伝説が残る町 小さな温泉宿
君が選んだ旅の終わり ぬくもりの町
すれ違う石鹸のにおい 濡れた髪のままの少女
この町で暮らす人に 僕らはどう映る?
浴衣姿の君がとても眩しくて
川辺の明かり道を 少し遅れて歩いた
昔旅人に恋をした乙女のまねをして
二人で流した手紙が 遠くなってく
夏の終わりのせせらぎに揺れる赤い鼻緒
ほたるの季節に来たいねと 君は微笑む
焼き鳥屋の暖簾の向こう にぎやかな笑い声がして
この町で暮らす人を うらやましく思う
浴衣姿の君がとてもまぶしくて
このままぬくもりの中に浸っていたい
おやすみを言う前の 旅の夜の明かり
思い出たどってゆけば そこは湯本の町